投資信託を5年続けてみて思ったこと。これから投資を始める人へ
これから投資を始める人は何から手を付けようか迷う事があるかと思います。
今回は株と投資信託で迷った時の判断材料になればと私の経験についてお話します。
以前、株と投資信託どっちがオススメかという話をしましたが結論は変わらずです。
「お金があれば株、なければ投資信託!!!!」
(参考)
にけ先輩。株と投資信託、どっちが稼げた?
私は現在は株メインで運用してますが圧倒的に利益が出ているのは「株」です。
ほんの数年ですが、既に投資信託時代の利益を凌駕してます。
投資信託を否定する訳では無いですが、やり方をわきまえれば株の方が稼げるのに反論する人は少ないはずです。理由は「手数料」と「分散投資の具合」です。
手数料は信託報酬があるため投信の方がかかります。分散投資に関しても、銘柄を絞る方が上にも下にも振れやすいのは想像に難くないですね。
かのウォーレンバフェット氏はインデックスファンドへの投資も推奨していますが、彼自身のスタイルは徹底的に分析した上で銘柄を少数に絞って取引を行う方法です。
私が株に移ったきっかけのひとつは紛れもなく彼の存在でした。
にけ先輩、投資信託から株に転向
以前投資信託だけで運用していたのにはいくつか理由がありました。
理由
・キャッシュがなかった(100万未満)。
・仕事もあるため時間を割けなかった。(時間を割かないと株はできないものだと思っていた)
・投資信託に触れることで経済に敏感になれると思っていた。
・ドルコスト平均法を信じていた。
・プロに任せておけば自ずと増えると思っていた。
…ざっとこんなところかな。
この中で今でも正しい理由だと思うのは1番目のキャッシュ。種がないとまず株には手が届かない。その他の理由はほぼ幻想だった。
確かに時間は割かずに済んだけど、今の株式の取引もデイはしないのでさほど時間は取られない。そして投資信託は基準価格決定が若干のタイムラグがあるためあまり勉強するきっかけにならなかった。ドルコスト平均法に関しては否定する気は無いが、それなら大きく値を下げた時だけ買えばいい。プロに任すと手数料を取られる…信託報酬はアクティブファンドの場合はかなり高いです。
…何度も言うけど、投資信託を否定する訳では無いので悪しからずw
転向のきっかけとなったのは、投資信託のデメリットを株のメリットが上回ったから。じわっと種銭が増えてきて株を買えるだけのキャッシュができた事が大きいですね。
最初は投資信託を貫く気だったため、種銭が増えてきた1-2年は毎月定額積立で同じ投資信託を購入していました。確か月6万くらいだったかな?それまで触ってきた(一応調べて成績の良い投資信託を選んだつもり)銘柄を4つくらいに絞り、その月で値下がりの大きな投資信託にウエイトをかけて6万円を分散投資していました。定額貯金をするつもりで臨んでましたね。実際、減りはしなかったけど、体感的には全く増えている感じがしない。(増えにくい理由、もう1つあるんですが、別の機会で話します)それどころか、たまに我慢できずに、波の荒いトリプルブルやベアの商品に釣られて損を作る始末…完全に負けパターンw
そしてある日、ある事に気付いちゃったんですね。
「このペースで入れてても年間72万、10年経っても720万じゃねーかーーー!!!!(当時体感的には全く増えている感じがしてなかったのもあり)」
ここまで読んでるそこのチミはそんなチマチマ貯金していく生活が先が見えすぎてて嫌で何とか活路を見出そうと道を探ってるんだよね?そうだよね?うん、俺もそうだったよ。60歳までにコツコツ●千万貯めて年金と合わせて老後に…なんてやわなこと考えてる人はいないよね?そうだよ、一刻も早く金銭的に解放されてとりあえず仕事なくても生きていけるようにして好きな事して人に恵みを与えて…って夢持ってかないとw
そんなこんなで、ついに株デビューの日が来た訳です。
最初の1年は怖かったです…w
多分2-300万くらいは持ってたかな?とうとう株を触ってみる気になった訳ですよ。お堅い両親のもとで育った私は株は地獄への片道切符と言われて育ったのもあり、それはもうとんでもないモンスターに挑むつもりで臨みましたよ。逆にそれまでの数年間足踏みしていたのも両親の影響でかいと思います。うーん、今となっては残念。
仕事片手間に恐る恐る株を購入したのが最初でした。
ちなみに最初に買った記念の株はRIZAPw 昔は健康コーポレーションという社名でした。100株買って結果は-40%くらいだったかなw 損益が数万円だったから勉強代♪と思ってたけど今考えると辛いデビュー戦でしたね。典型的な狼狽売り+買いタイミングも最悪でしたね。
その後色々なブログを読み漁って3銘柄ほど購入。その時はまだアベノミクス絶賛稼働中だったのもあり株価が面白いように上がりました。指値や成行、売買の仕組みも理解してくるとあら不思議。「株を買いたくて仕方ない病」が発症します。投信の積立は継続しつつ、次に買う株を吟味する日々。基本的に信頼のおけそうな(=自分が勝手に信じた)人で売買を公開しているブログを指標にその人が買った値段に近ければ買うというのを繰り返していました。4銘柄でトントンでその年は終えたと記憶しています。
続きは次回♪
小括「よっっぽど気長じゃないと投資信託は勧めない。とりあえず、買える株から始めてみよう!」